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皆さんこんにちは！

千葉　松戸市　外壁塗装・屋根塗装・防水工事のラクスト松戸市です😄

外壁塗装業者からすると、外壁塗装を行う際に塗料の３回塗りとは当たり前であり鉄則です。

ですが、塗装について詳しくない方からすれば、「塗料を３回塗り重ねる事の意味とは？」

「１回２回で仕上げて工期や費用を抑えれば良いのでは？」と色々気になる点があるかと思います。

今回はそのような疑問を解消するべく、外壁塗装の３回塗りについてご紹介させていただきます(^-^)

 

塗装に必要なモノとは？

初めに、塗装に必要なモノを知るために ３回塗りの内訳をご説明いたします。

一般的な外壁塗装の塗り工程は、下塗り・中塗り・上塗りの３工程となっております。

この中でも「下塗り」は下塗り専用の塗料を使用し、重要性の高い作業です。

既存下地となる外壁材と、中塗りや上塗り塗料の密着性を高めたり

吸い込みを抑える役割や、鉄部塗装の際にはサビ止め効果のある材料を使用します。

仮に 下塗りを施さずに外壁塗装を行った場合、中塗り・上塗り塗料の剝離が生じたり、

外壁材が中塗り・上塗り塗料を、どんどん吸い込んでしまいます。

吸い込む量が多いと、ムラやカスレが目立ち仕上がりに影響を与えたり、必要な膜厚が付かず

塗料本来の耐久性や耐候性が発揮できなくなってしまいます。

その様な事から、下塗りは絶対に必要なのです。

 

３回塗りの内訳として、中塗り・上塗りについて見ていきましょう！

中塗りと上塗りですが、この２つの工程は同じ塗料を使用する事が一般的です。

同じ塗料を塗り重ねる理由とは、「必要な厚み(膜厚)」を確保する為なのです。

そもそも 外壁に塗装を行った結果、外壁材は何に守られているか

と言う点ですが、外壁材は塗膜に守られています。

塗装で塗料を塗り、その後塗料が塗膜となる事で 外壁材を紫外線や雨風を遮断する事で

躯体自体の劣化が防がれているのです。

膜厚は塗料メーカーから指定されており、規定膜厚以下の厚みとなると

外的要因により塗膜の劣化が進み、外壁材がダメージを受けるまでの期間が早まってしまいます。

結果、耐久性や耐候性が本来の性能より衰え、それに比例して耐用年数も低下します。

 

では 厚塗りをし、膜厚を厚く付ければ問題ないのか？と言うと、それは違います。

膜厚が厚くなる事を、「過膜厚」と言い 膜厚を付けすぎてしまうと

塗膜が割れるなどの不具合が生じてしまうのです。

塗膜の割れは雨水の侵入を許し、建物内部にまで入ってきて 劣化を促進させます。

ですので、規定膜厚を付ける事が求められ、それを実現するには「３回塗り」が必須なのです。

また、垂直な外壁に塗装を行うと 塗料は下に垂れてしまい、一度に適正膜厚を付ける事は難しい為、

数回に分けて塗装を行い、膜厚を確保します。

 

外壁塗装は大事なお住まいを長期的に保護し、長寿命化を実現させる為にも

必要不可欠なメンテナンスとなります。

外観の見栄えもそうですが、一番健康を維持する事が大切です。