塗装NG!!塗装できない屋根材とは??
『我が家も新築してそろそろ10年・・・。』
お家のメンテナンスを検討する時期かなぁと思って、専門業者に現地調査を依頼!
その結果、『この屋根は塗装できません!!』などと言われてお困りの方いらっしゃいませんか?
なぜ?普通に塗ることはできないの?理解できないままですと不安ですし、納得できませんよね(-_-;)
本日のブログでは、その疑問を解決すべく、様々な例をあげてご説明をさせていただきます!
塗装NGもしくは、おススメしない屋根材
実は、世の中の住宅には「塗装できない屋根材」が多く存在するのです。
そのほとんどが2000年前後に製造された「ノンアスベスト切り替え時期の製品」になります。
ご存知の通り、アスベスト(石綿)は健康への影響から規制されるようになりました。
その結果この時期から、各メーカーが相次いで「ノンアスベスト製品」を製造、販売しはじめるのです。
強度が高いことで使用されていたアスベスト・・・。
その強度が弱くなったことで、「塗装しても劣化を防ぐことができない」「塗装しても強度を保てない」
という結果になってしまいました。
ただし、この時期における全てのノンアスベスト屋根材が塗装できないわけではありません。
ここでは、代表的な屋根材3つをご紹介いたします。
パミール(ニチハ製:1996~2008年)
「塗装ができない屋根」の代表的な製品となります。
大手メーカーであるニチハ製で、かなり多くの住宅で使用されています。
層状剥離(ミルフィーユのように剥がれます)が特徴的な症状です。
この状態で塗装をしても、屋根材自体が剥がれてしまうので、全くもって意味がありません。
コロニアルNEO(クボタ製:2001~現在製造中止)
クボタ製のコロニアルNEO、現在最も普及している屋根材「カラーベストリーズ」の商品になります。
細かいヒビと屋根材先端の劣化、屋根の崩れが起きやすいのが特徴です。
ただし、他の屋根材よりは不具合の報告が少なく、状態によっては
塗装で対応できる場合もありますので、業者との相談が必須です。
ザルフグラッサ(クボタ製:2001~2005年)
こちらも先ほど同様、クボタ製のザルフグラッサという製品です。
コロニアルNEOと似ていますね。ザルフグラッサの方がややスリット幅がございます。
ひび割れが多く、劣化が進めば層状剥離も発生すると報告されています。
実はまだまだ他にも「塗装をおススメしない屋根材」があるのですが、
あえてこの3つの製品をご紹介させていただきました。
なぜなら、この3つの製品全て似ていませんか??
形状も色も、あまり差がありませんね(-_-;) 正直、見分けがつきません・・・。
しかも、この屋根材が多くの住宅で使用される「スレート屋根」「コロニアル屋根」の分類に入ってきます。
弊社にご依頼いただきます住宅の大半の屋根は、スレート屋根・コロニアル屋根になることから、
あえて、この3種をご紹介をさせていただきました。
では、塗装ができない屋根・・・これらの対処法はあるのでしょうか?
カバー工法(重ね葺き)と葺き替え工法(交換)について
先ほどご紹介した屋根材が使用されていて、「塗装ができない!」と判断された際の選択肢として、
こちら2つの施工方法がございます。
①カバー工法(重ね葺き工法)
②屋根葺き替え工法(交換)
では、それぞれどのような特徴があるのでしょうか?
人気でリーズナブルな施工はカバー工法
多くの方に人気で、事例も豊富なのがカバー工法(重ね葺き工法)です。
写真を見てお解りの通り、既存の屋根の上にまた新しく屋根材を設置する工事です。
葺き替え工事と比較すると、既存屋根材の撤去→処分費が発生しないので、工事費も安くなります。
耐久性も使用する屋根材により若干変わりますが、20~40年持つものが一般的!
とてもお得な施工方法だと言えます(^^♪
劣化が激しく、既に雨漏り発生であれば葺き替え工法
既に雨漏りが発生していたり、屋根の下地まで湿気を帯びて傷んでいる場合は、
葺き替え工法(交換)を行いましょう。
既存の屋根材を全て撤去し、新しい屋根材を付け替えるという工事になります。
屋根材の下にある、野地板も補修や交換をして、まさに丸ごと取り替える工事です。
メリットとして、屋根材が軽くなり、耐震性を高めることができます。
できるだけ費用を抑えて工事をしましょう!
カバー工法、葺き替え工法とご紹介させていただきましたが、塗装と比較するとどうしてもコストがかかります。
見積依頼をした時は、「塗装だけで済むだろう」と思っていたのに、塗装ができないとなると
予算オーバー・・・(-_-;) 今後のライフプランを考えると、ちょっと困るなと思う方もいらっしゃるでしょう。
しかし、ここで一番避けるべきこと、それは「お金を貯めてから工事しよう」と、後回しにしてしまうこと!
それまでの間、屋根はどんどん劣化していきます。劣化が進めば進むほど状況は悪化し、ついに雨漏りが発生。
補修費用がさらに上がります。さらに雨漏りが発生すると、日常生活にも支障をきたします。
費用を最小限におさえてメンテナンスするために、ラクストではリフォームローンをご用意しております!!
高額な施工費用の工面が難しい・・・という方は、リフォームローンの活用を検討してみてはいかがでしょうか?
ラクスト松戸店では、リフォームローンにも対応しております。
工事費用を分割でお支払いすることで、負担感を減らし、家計のやりくりもしやすくなります。
ご家庭の状況、そして将来設計に合わせて、支払い回数の設定も可能です。
また、工事費全額をローンにせず、費用の「一部」をローンにすることも可能!
ローンについてのご相談は、ラクスト松戸店にお問い合わせください(^^)/
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