
【松戸市】瓦屋根固定の義務化が検討されています!
松戸市・鎌ヶ谷市・柏市・市川市のみなさん、こんにちは! 外壁塗装・屋根塗装専門店のLuxst(ラクスト)松戸店です! 今回のブログを執筆させていただく若宮です! 先日、国交省が瓦屋根の固定義務化した、という報道がありました。 厳密には、新築を建てる際のみに義務化されるとのこと。 その理由は、屋根の全ての瓦を釘で固定することにより、台風や地震による瓦の飛散や 落下を防ぐためとされております。 今回は「新築住宅」が対象となりますが、既に建築されている住宅についても 瓦固定の義務化を進める検討に入ったとのことです。 本日のブログでは、瓦屋根固定の義務化について簡単ですがご説明をさせていただきます。 瓦屋根の現状 最近建築された住宅や新しく葺き替えた瓦屋根の平瓦(ひらがわら)は、瓦連盟や瓦連合団体が率先して 瓦の全数釘打ち固定を推奨していますので、固定されている住宅は多くございます。 しかし、古い住宅になると軒先付近の瓦にしか固定されていないのが現状です。 固定されていたとしても所々数枚の瓦だけに釘打ちされている事もあり、 今回の固定義務化は昨今の大型台風や地震などの自然災害の対策になるかと思います。 重い瓦が台風で飛ばされる 瓦屋根は重たいものですが、風速30m以上にもなると、大人でも歩行が困難になるほどです。 参考までに瓦の重量はこちら↓ ●陶器和瓦→2.7㎏/1枚 ●スレート和瓦→2.8㎏/1枚 ●モニエル瓦→4.5㎏/1枚 瓦屋根は瓦桟(かわらざん)という木材に引っかけ、重ねられて葺かれていますが、 台風などの暴風や横風には耐えきれず、落下や破損を引き起こしてしまいます。 ハウスメーカーさんでは瓦の全固定は既に対応済 瓦屋根の全固定については、ハウスメーカーさんでは7~8年前から既に対応されていたようです。 各ハウスメーカーは時代の流れに乗り、瓦の全固定に対応していますが、メーカーによってはその施工方法が異なります。 留め具の種類や留め具の長さなど様々になっていますので、おそらく義務化が進んでいくと同時に、 これらの細かい仕様などが決められ告知されていくと予想されます。 既築住宅における瓦全固定の施工方法とは? では、新築ではなく既に建てられている住宅においての瓦全固定の施工方法には、どのような方法があるのでしょうか? 屋根施工業者によってその方法は異なりますが、下地からの調整補修が必要になるかと思います。 既築住宅における瓦全固定の施工方法の一例 ①既存瓦の撤去(再利用可能) ②下地の交換(瓦桟は交換・野地板は増し貼り) ③ルーフィングシート貼付 ④瓦桟設置 ⑤瓦葺き釘打ち固定 上記のような施工方法があり、多くの業者がこちらを推奨いたします。 全固定されている瓦の部分交換 瓦の全てが釘で固定されている瓦の一部補修工事をする場合は、どのように施工するのでしょうか? 瓦一枚交換する際に、周辺の瓦も釘で固定されているので、部分交換がかなりの手間がかかり、 瓦をめくるのも大変な作業となります。 最後に、、 これまで瓦屋根は「重さ」、つまり耐震性への影響について問題視され続けていましたが、 ここ最近は耐風性への影響についても問題視されるようになりました。 昨年の大きな台風被害・暴風被害が背景にあると考えられます。 瓦屋根の最大のデメリット・・・それは被災した時の処置が極めて困難であることです。 風速60メートル超えの強風が発生した場合、金属屋根やスレート屋根でも耐えることが不可能です。 しかし、この2つの屋根の場合はめくれてしまったとしても応急処置が1時間程度と軽く済みます。 一方、瓦屋根が被災した場合はビニールシートを張ってからの応急処置。 作業は半日もしくはそれ以上、再度強風が来ればあおられて剥がれてしまい、何度も応急処置が必要となります。 被災した瓦の運搬や処分にも費用がかかる上、重労働です。 屋根は皆さまの生活と密接に関わる重大な関心事項です。 耐風性に優れた施工方法を義務化することも大切ですが、大きな災害が発生した際に柔軟な対応ができる 屋根材を用いる観点も、今後は求められるべきではないかと思います! ここまでお読みいただきまして、ありがとうございました(^^)/ Luxst(ラクスト)松戸店は外壁塗装・屋根塗装・雨漏り専門店です。 松戸市・鎌ヶ谷市・柏市・市川市地域密着で多くの信頼と実績を積み重ねてきた塗装のプロフェッショナル集団です。 地域密着だからこそ実現できる適正価格で高品質な塗装をご提供いたします。 これまで積み重ねてきた信頼と実績に恥じぬよう、誠心誠意対応させていただきます。 ■Luxst(ラクスト)松戸店は塗装価格に自信があります! 詳しくはこちらをクリック! ■Luxst(ラクスト)松戸店には、お客様から選ばれる理由があります! 詳しくはこちらをクリック! 2020年11月30日 更新屋根リフォームコラム